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ナレッジ・イネーブリング―知識創造企業への五つの実践

ナレッジ・イネーブリング―知識創造企業への五つの実践
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   名著『知識創造企業』の続編・実践編。ゲオルク・フォン・クロー、一條和生、野中郁次郎の3人が、豊富な事例をもとに知識創造企業実現のための具体策を提言している。洋書はすでに市場で高い評価を受け、全米出版協会から2000年度の「最優秀ビジネス書賞」を受賞している。

   よく「企業は人である」といわれる。それは、個人がもつ暗黙知が企業によって重要な価値の源泉となるからだろう。近年では、このような個人がもつ暗黙知に着目した「ナレッジ・マネジメント」の概念が定着し、多くの企業が暗黙知の共同化、表出化、連結化、内面化に取り組みはじめている。だが、現実にはナレッジ・オフィサーという役職をつくりだしただけで、旧来どおりのやり方をしていたり、逆に知識の創造を妨げたりしているケースも少なくないようだ。

   本書で提言される「ナレッジ・イネーブリング」は、このナレッジ・マネジメントの実状を打破しようとするものである。著者らは、知識を管理するのは基本的に不可能だとし、管理よりもむしろナレッジを生みだす環境づくりや機会の提供に重点を置いている。よって本書では、知識創造を妨げる要因について言及したうえで、知識創造を促進する「ナレッジ・イネーブラー」を十分な紙幅を割いて解説している。資生堂やGE、アセア・ブラウン・ボベリ、KPCB、ソニーなどの例を引き、「ナレッジビジョンの浸透」「会話のマネジメント」「ナレッジ・アクティビストの動員」「適切な知識の場作り」「ローカル・ナレッジのグローバル化」といった5つの「ナレッジ・イネーブラー」について解説した部分は特に注目に値する。経営学のみならず哲学や言語学、歴史など、さまざまな学問領域から知を借りて論を展開している点は興味深い。

   変化の激しい情報化社会で生き延びるのは、学習し続け、知識を創造し続けられる企業である。その点で、知識創造企業実現のための方策を示した本書は、マネジャーにとっても、社員にとっても意義のある1冊といえるだろう。(土井英司)

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ISBN-10: 4492521186
ISBN-13: 9784492521182
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