思いやり(compassion)の3要素

まえがき

Compassion(思いやり/慈悲の心)を育てることは、リーダーシップの涵養につながる。

リスト

  • 感情の要素「あなたの気持ちが分かる」 (I feel for you)
  • 認知の要素「あなたの考えが分かる」 (I understand you)
  • 意志の要素「あなたの助けになりたい」 (I want to help you)

あとがき

Chade-Meng Tan “Everyday compassion at Google” | Video on TED.com より。compassion, meditation, leadership, emotion(nal) intelligence と、僕が興味を持って追いかけている単語がギュッと詰まった、とても興味深い talk でした。

言ってみれば、知情意の枠組みです。compassionをこんな切り口で要素分解した定義を初めて聞きましたので、早速収集。

ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則』において「第5水準のリーダーシップ」が要求する「個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さ」は、compassionを育てることで得られると語っています。リストの最初の2項目が謙虚さ、そして第3項目が意思の強さに相当するという解釈でした。

(メモ)
なかなか訳しづらかった。まず講演タイトルにも含まれている”compassion”。これは講演の文脈から考えて、ダライ・ラマの著作でもよく使われる「思いやり」を採用。リスト項目も語調を揃えて訳すのが意外に面倒だった。”I feel for you.”は「同情します」「お察しします」と訳すのが一般的なようだが、ここでは共感的に理解するという意味合いと判断した。原文も引用しておこう。
引用:

There are three components of compassion. There is the affective component, which is, “I feel for you.” There is the cognitive component, which is, “I understand you.” And there is a motivational component, which is, “I want to help you.”

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