二十一世紀のあるべき経営者の心得

まえがき

「かんてんぱぱ」で知られる、伊那食品工業株式会社の会長の著『いい会社を作りましょう。』より。

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  • 一 専門のほかに幅広く一般知識をもち、業界の情報は世界的視野で集めること。
  • 二 変化し得る者だけが生き残れるという自然界の法則は、企業経営にも通じることを知り、すべてにバランスをとりながら常に変革すること。
  • 三 永続することこそ企業の価値である。急成長をいましめ、研究開発に基づく種まきを常に行うこと。
  • 四 人間社会における企業の真の目的は、雇用機会を創ることにより、快適で豊かな社会をつくることであり、成長も利益もそのための手段であることを知ること。
  • 五 社員の士気を高めるため、社員の「幸」を常に考え、末広がりの人生を構築できるように、会社もまた常に末広がりの成長をするように努めること。
  • 六 売る立場、買う立場はビジネス社会において常に対等であるべきことを知り、仕入先を大切にし、継続的な取引に心がけること。
  • 七 ファンづくりこそ企業永続の基であり、敵をつくらないように留意すること。
  • 八 専門的知識は部下より劣ることはあっても、仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと。
  • 九 文明は後戻りしない。文明の利器は他社より早くフルに活用すること。
  • 十 豊かで、快適で、幸せな社会をつくるため、トレンドに迷うことなく、いいまちづくりに参加し、郷土愛をもちつづけること。

あとがき

(書影)


伊那食品工業の低成長主義が表れているのは、三、五、そして十でしょうか。
『着実な低成長を年輪のように重ねて永続する(はしがき)』アプローチで、四十六期連続で増収増益を達成(本書執筆当時)。

先日「かんてんぱぱガーデン」に行ってまいりました。従業員三百数十人の未公開企業とは思えない充実した施設。すごい企業です。

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