四絶


まえがき

『子、四を絶つ(孔子は四つの欠点から免れていた)。』

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あとがき

まえがきを含めて守屋 洋、守屋 淳『中国古典の名言録』(東洋経済新報社、2001年)から編集のうえ引用。リストは『論語』子罕(しかん)篇からの採録。

思考の態度としてこのリストをみると、
「意なく」、つまり主観的でなく客観的に考える
「固なく」、つまり一面的でなく多面的に考える
「我なく」、つまり独善的でなく協創的に考える
と解釈するとわかりやすいです。
難しいのは「必」。現代語訳の「自分の」という部分に力点を置くと「我」と意味が重なるし、「押し通す」に力点を置くと「固」と重なる。

子絶四。意毋、必毋、固毋、我毋

  • タイトル中国古典の名言録
  • 著者: 洋, 守屋(著)、淳, 守屋(著)
  • 出版社: 東洋経済新報社
  • 出版日: 2001-06-01

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