Pickup 本の中のリスト

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

ダメな質問の7つのパターン
「このようなダメな質問をすると、人に嫌われます」  他 1 件


本書は「箇条書きの形にまとめられた知恵やコツ」としてのリストを対象にしていますので、列挙するだけのリスト、いわゆる「リストアップする」リストについてはほとんど言及していません。

ただ、「リストアップ」はリスト化のステップの【列挙】【分析】を使えば簡単にできます。例えば、チェックリストをよく作るシーンとして、旅行に行く前の「持ち物リスト」作りを考えてみます。

フレームワーク思考を駆使して、テーマを様々に分解 anchor.png

【列挙】はただ挙げてみればよいので、ここでは【分析】のステップの練習をしてみます。

例えば、「旅の順序」で考えてみると、以下のような枠組みを思いつくことができます。

  • 準備段階で必要なもの
  • 行き(家を出てから旅先に着くまで)に必要なもの
  • 旅先で必要なもの
  • 帰り(旅先を出てから家に着くまで)に必要なもの
  • 帰ってから必要になるもの

旅行に行くのに、その「帰り(だけ)に必要なもの」なんてあるわけないと思うかもしれませんが、とにかく漏れを無くすのがフレームワーク思考の目的です。帰る様子を具体的に想像してください。「携帯電話の充電器」とか、「迎えに来てくれているはずの友人の電話番号」とか、最初に挙げてみたときには忘れていたものを思いつくかもしれません。

あるいは、「使用頻度」で、

  • 毎日必ず使うもの
  • 旅行中一回だけ使うもの
  • それ以外

「アクティビティ別」に、

  • 移動
  • 食事
  • 観光
  • 風呂・トイレ
  • 睡眠
  • 暇つぶし
  • その他

などなど。

(「分類」系のリストには、「それ以外」「その他」を付けておくと、「まだ他に何かないか?」と自分に考えさせることができます)


それでも最初に「列挙」が必要 anchor.png

フレームワークを作って洗い出す作業に慣れてくると

「そもそも『ただ列挙してみる』ステップは要らないのでは?」

と感じるかもしれません。たしかにほとんどの項目は結局次のステップでも洗い出されるので、ちょっと無駄にも思えます。しかし、この「ほとんどの」というのが曲者。当てずっぽうに列挙していても、実際には過去の経験や見聞が根拠になっています。いくら枠組みを作っても見落としてしまうものを直感が拾ってくれることもありますので、やる価値はあります。

あるいは、

「先に枠組みで洗い出し、後から『他にないか?』と考えてみてもよいのでは?」

と感じるかもしれません。論理的にはどちらでもよいので、両方試されるとよいと思います。

わたしの経験では、枠組みを作って洗い出すという系統立ったやり方で先に考えてしまうと、もうこれで十分洗い出せたという気になってしまいます。その後で「そこにないもの」を直感で探すのは、難しい。そこで「まず列挙する」→「フレームワーク思考で万全を期す」という順序にしています。



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最終更新: 2012-05-17 (木) 18:34:53 (JST) by admin

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