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[今日のリスト] 選択アーキテクトが考慮すべき6要素(NUDGES)


  • From: *ListFreak <lotd@xxxxxxxxxxxxx>
  • Date: Mon, 22 Jul 2019 06:05:01 +0900 (JST)
  • Xsrv-filter: lotd@xxxxxxxxxxxxx

タイトル

選択アーキテクトが考慮すべき6要素(NUDGES)

まえがき

製品デザインから店舗の棚割からアンケート票の作成にいたるまで、人に何らかの行動(選択)を促す何かを考えるとき、その人は「選択アーキテクト」です。選択アーキテクチャの作り方によって、選択者の選び方は影響を受けます。
では、人に何らかの行動(選択)を促す際には、何に考慮すべきでしょうか。

リスト

  • iNcentives ― インセンティブ(選択者をどう動機付けるか)
  • Understand mappings ― マッピング(選択とその結果との対応をどう示すか)
  • Defaults ― デフォルト(選択者が選択しなかったときの結果をどうするか)
  • Give feedback ― フィードバック(選択の結果を選択者にどう知らせるか)
  • Expect error ― エラー(選択者の選択しそこないにどう備えるか)
  • Structure complex choices ― 体系化(複雑な選択をどう体系化するか)

あとがき

『実践 行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択』より。ダッシュ(―)の右側は独自に加えていますので、正確な引用ではありません。
nudgeというのは、肘でちょっと突くという意味の動詞だそうな。この本では、選択アーキテクトのちょっとした促し(nudge)が選択者の選択に与える影響を論じています。

そのnudgeを頭字語にすべく作られたのがこのリスト。残念ながら形式点はちょっと低めですね。U(nderstand)という一般的な言葉からMappingを思い出すのは難しいでしょう。

ただ、内容のほうは充実しているのではないでしょうか。「選択アーキテクト(アーキテクチャ)」という言葉にもハッとさせられました。「使いやすい道具の設計原理」と併せて、選択アーキテクチャを考えるときに使ってみたいと思います。

(書影)

タグ

行動経済学(1)  選択(19)

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