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[今日のリスト] 犯意の原則 (mens rea)
- From: *ListFreak <lotd@xxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 18 Sep 2019 06:05:02 +0900 (JST)
- Xsrv-filter: lotd@xxxxxxxxxxxxx
タイトル
犯意の原則 (mens rea)まえがき
『アメリカ合衆国の刑法及びコモン・ローは、イギリスの法律家エドワード・コークの唱えた「犯意の原則」――精神も有罪でない限り、行為は有罪では無い――が根底にある』。「犯意」を重い順に並べると。リスト
- 【目的をもって (purposely)】 その行為あるいはそれが引き起こす結果を目的として行動した
- 【知りながら (knowingly)】 その行為の性質が善か悪か・合法か違法かを自覚していた
- 【無謀に (recklessly)】 正当化できない重大なリスクを意識的に無視した
- 【過失により (negligently)】 意識すべきだった重大なリスクや既知のリスクをつくりだした
あとがき
まえがきの引用文はマイケル・S. ガザニガ『〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義』(紀伊國屋書店、2014年)より。リスト項目の解説部分も、本書の本文から編集して作成しました。リスト項目の見出し部分は「犯罪構成要素」(ja.wikipedia)を参考にしました。そのほか(参考)に記したエントリを参考にしています。ちなみに、行為者の精神状態にかかわらず罪は罪とする立場は【厳格責任 (strict liability)】と呼ばれ、現在の米国の模範刑法法典(参考2)では第5項目の位置に置かれています。
- タイトル:〈わたし〉はどこにあるのか
- 著者:マイケル・S・ガザニガ/著 藤井留美/翻訳
- 出版社:紀伊國屋書店
- 出版日:20140828
この本からの他のリスト
(参考)
1. Mens rea (en.wikipedia)
2. Model Penal Code (en.wikipedia)
タグ
意思(1) 犯意(1) 犯罪(4)サイトで読む
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