JavaScript が無効になっています。有効にして下さい。

検索

[前のメッセージ (日付順)]  [次のメッセージ (日付順)]
[前のメッセージ (スレッド順)]  [次のメッセージ (スレッド順)]
[トップページ (日付順)]  [トップページ (スレッド順)]

[今日のリスト] 言説(discorse)の3つの分類軸


  • From: *ListFreak <lotd@xxxxxxxxxxxxx>
  • Date: Mon, 14 Oct 2019 06:05:02 +0900 (JST)
  • Xsrv-filter: lotd@xxxxxxxxxxxxx

タイトル

言説(discorse)の3つの分類軸

まえがき

『言語が、ある程度のまとまりを持って発せられるとき、それを言説「(discorse)」と呼びます。(略)言説には、三つの分類軸があります。』

リスト

  • 【分析的/接合的】 文が「ならば」で結ばれる/「そして」で結ばれる
  • 【人称的/(準・)没人称的】 語り手によって意味や真偽が異なる/異ならない
  • 【知覚的/概念的】 具体的な経験を語る/抽象的な概念を語る

あとがき

まえがきを含めて、杉万 俊夫『グループ・ダイナミックス入門―組織と地域を変える実践学』(世界思想社、2013年)より。リストは本文の記述をまとめたものです。

人称的と準・没人称的言説を(広義の)ナラティヴ、そのなかで分析的言説をセオリー、接合的言説を(狭義の)ナラティヴと分類しています。この分類をメモしておきたかったのでリストを収集。

以下は理解のためのメモ。
* 「準・没人称的」言説とは、歴史や文化などを共有した集団の中でのみ没人称的であるような言説。
* 人称的/準・没人称的/没人称的言説の例:「私は君が好きだ」(誰が言うかによって意味が変わる)/「子は親を尊ぶべき」(ある集団内では没人称的だが、集団外に語るときには人称的になりえる)/「子を持つ生物を親という」(誰が語っても意味が変わらない)
* 「この花はきれいだ」の「きれいだ」は知覚だが、「花」は概念。言説として知覚的・概念的のどちらに分類するかは文脈によるようだ。

(書影)

タグ

言語(2)  言説(1)

サイトで読む

https://listfreak.com/list/2373

---
*ListFreak
https://listfreak.com

購読停止・再開
https://listfreak.com/lotd-delivery

このメールは配信専用アドレスですので、ご連絡は
admin@xxxxxxxxxxxxx にお願いいたします