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[今日のリスト] 三つの根源的な煩悩(貪瞋癡)
- From: *ListFreak <lotd@xxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sun, 9 May 2021 06:05:01 +0900 (JST)
- Xsrv-filter: lotd@xxxxxxxxxxxxx
タイトル
三つの根源的な煩悩(貪瞋癡)まえがき
俗にいう貪瞋癡(とんじんち、三毒とも言う)の現代語訳。リスト
- 貪欲:何かを自分のものにしたい
- 嫌悪:何かを自分から遠ざけたい
- 迷妄:何を考え、どう行動すべきか分からない
あとがき
主に下の書籍を参考にして、自分なりの理解をまとめたものです。この3つは並列にリストされてはいるものの、実は3つめの迷妄(癡)が前の2つを生み出すもっとも根源的な煩悩という位置づけです。リストでは「〜分からない」とまとめましたが、「〜分からないことにさえ気づいていない」という感じです。宮元 啓一『ブッダが考えたこと』によれば「ふつうの人間が自覚すらできず、したがって、ほとんど抑制不能な根本的な生存欲」です。
前の2つは、よく「妬み」「怒り」という解説がなされます。しかしロジカルなお釈迦様にしては何かMECE感に欠けるなあと思っていろいろ調べてみると、「求める欲望」「遠ざける欲望」と理解できることが分かりました。これなら欲望の切り口としてMECE感が高いですね。
ちなみに「貪欲、嫌悪、迷妄」というセットは『呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想』で使われていました。
- タイトル:ブッダが考えたこと―これが最初の仏教だ
- 著者:宮元 啓一(著)
- 出版社:春秋社
- 出版日:2004-11-16
この本からの他のリスト
- タイトル:呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想
- 著者:ラリー ローゼンバーグ(著)、井上 ウィマラ(翻訳)
- 出版社:春秋社
- 出版日:2001-02-02
この本からの他のリスト
- タイトル:ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
- 著者:元, 中村(翻訳)
- 出版社:岩波書店
- 出版日:1958-01-01
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