会社が答えるべき「究極の2つの問い」

まえがき

『自分たちは何か、誰のために存在するのかという問いかけを繰り返して、進むべき道を浮かび上がらせていく方法を、私は「究極の2つの問い」と名付け、講演などでお話をさせていただいています。』

リスト

  • 当社は「誰のために」「なぜ」存在するのか?
  • お客様はなぜ「今」「(他社ではなく)当社から」「この商品を」買わなくてはならないのか?

あとがき

まえがきを含めて、渡辺 雅司 『Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。』(PHP研究所、2019年)より。図表を一部修正のうえ引用しました。

シンプルな問いを掘り下げていくアプローチはいいですね。実際に考えてみると、第一の問いの「誰のために」への答えの数だけ第二の問いが生まれるように思います。

(書影)
  • タイトル:Being Management
  • 著者:渡辺雅司
  • 出版社:
  • 出版日:2019-05-30

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理念(4)  経営(84)

DOES: HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の4特徴

まえがき

『アーロン博士が、人一倍敏感な人には「4つの面」があると提唱しています。』

リスト

  • D: 深く処理する (Depth of processing)
  • O: 過剰に刺激を受けやすい (being easily Overstimulated)
  • E: 全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い (being Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
  • S: 些細な刺激を察知する (being aware of Subtle Stimuli)

あとがき

まえがきを含めて、上戸えりな 『HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) の教科書』(clover出版、2019年)より。

まえがきの少し前の文章にエレイン・N・アーロン『ひといちばい敏感な子』からの引用があり、アーロン博士とはその方を指しています。4つすべてが当てはまることがHSP (Highly Sensitive Person) の定義。

Wikipedia日本語版にも「ハイリー・センシティブ・パーソン」という充実したエントリーがあります。

(書影)
(書影)
  • タイトル:ひといちばい敏感な子
  • 著者:Aron,Elaine/著 明橋大二/翻訳 AronElaineN./著 アーロンエレイン・N./著
  • 出版社:1万年堂
  • 出版日:2015-02

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HSP(1)  心理学(28)  性格特性(2)

五蘊

まえがき

『人間の5つの構成要素(略)をいう。(略)蘊は集積、全体を構成する部分の意。』

リスト

  • 【色】 感覚器官を備えた身体
  • 【受】 苦・楽・不苦不楽の3種の感覚あるいは感受
  • 【想】 認識対象からその姿かたちの像や観念を受動的に受ける表象作用
  • 【行】 能動的に意志するはたらきあるいは衝動的欲求
  • 【識】 認識あるいは判断

あとがき

まえがきを含めて『岩波 仏教辞典 第二版』より。コンパクトな定義を探していました。

(書影)
  • タイトル:岩波仏教辞典第2版
  • 著者:中村元(インド哲学)
  • 出版社:岩波書店
  • 出版日:2002年10月

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仏教(44)

交渉者キッシンジャーからの重要な教訓

まえがき

『本書で分析したエピソードから引き出せる教訓の中から、特に価値あるものとして15の教訓を選んだ。』

リスト

  1. 戦略へのズームアウトと、交渉相手へのズームインを繰り返し、絶えず両方の見方を統合する
  2. 基本的前提を何度も見直す
  3. 交渉のテーマに精通する――あるいはテーマに精通したチームを持つ
  4. 長期的な視野に立つ
  5. 広角的な見方を取り入れる
  6. 現実主義になる――合意・不合意のバランスの変化を常に考える
  7. 交渉の要素を不変と見なさない――ゲームの流れを変える一手を探し、合意・不合意のバランスを有利に傾ける
  8. 「ホーム・フロント」によく注意しながら、合意を得るため、マルチ・フロントの交渉キャンペーンの可能性を探る
  9. 多者国交渉での洞察力と機敏さを磨く――連携のダイナミクス、順位づけ、情報
  10. 戦略的に考え、臨機応変に行動する
  11. 自分たちの要求と利益を主張しつつ、相手の考えの理解に努め、親密さやつながりを築く
  12. 伝統的な交渉アプローチである「強気でスタート、徐々に譲歩」を見直す
  13. 表現力を養う――「建設的曖昧さ」は便利だが、リスクを伴う。「暗黙の合意」は価値ある選択となり得る
  14. 秘密交渉を選択する際には、細心の注意を払う。役立つが諸刃の剣でもある
  15. 根気強く努力し続ける

あとがき

まえがきを含めて、ジェームズ・K・セベニウス他『キッシンジャー超交渉術』(日経BP、2019年)より。

以下のようにカテゴライズされていました。

  • 効果的な交渉の中心となるもの (1-3)
  • 戦略上の優位へとズームアウトする (4-9)
  • 交渉プロセスの戦術と人間関係にズームインする (10-15)

8のフロント(前線)がわかりづらいのでメモしておくと、ホーム・フロントは主たる交渉相手(のグループ)、マルチ・フロントの交渉キャンペーンとは、ホーム・フロントに影響を与えそうな複数の組織や人との一連の個別交渉を指しています。

(書影)
  • タイトル:キッシンジャー超交渉術
  • 著者:ジェームズ・K・セベニウス/著 R・ニコラス・バーンズ/著 ロバート・H・ムヌーキン/著 ほか
  • 出版社:日経BP
  • 出版日:20190112

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交渉(28)

ペップトークの組み立て

まえがき

『ペップトーク (PEP TALK) とは、もともとスポーツ大国アメリカで、試合前のロッカールームで監督やコーチが選手を前向きな言葉で励まし、心に火をつけるために行っている激励のショートスピーチです』

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  • 受容(事実の受け入れ) 相手の感情や状況をいったん受け入れる 「いま、会社の売り上げは前年比マイナス10%になっている」
  • 承認(とらえかた変換) そうした感情や状況をプラスの表現に転換する 「この状況は、いままでのやり方を見直し、業務をシンプル化するチャンスである」
  • 行動(してほしい変換) してほしい行動を促す 「お客様の悩みに寄り添って話を聞こう」
  • 激励(背中のひと押し) 相手にふさわしい言葉を投げかけ、送り出す 「笑顔でいこう!」「一緒に頑張ろう!」

あとがき

まえがきを含めて、浦上 大輔『実践! ペップトーク』(2019年、フォレスト出版)より。書籍には各項目の簡潔な定義が見当たらなかったので、著者による投稿記事『人をやる気にさせる「ペップトーク」の4つのポイント』(GQ JAPAN)からの引用を組み込んでリストを作成しました。

各項目は 『項目(項目の意味) 解説 「例文」』となっています。

ABT(物語の普遍的な構造)」を思い出しました。

  • And = 受容(事実の受け入れ)
  • But = 承認(とらえかた変換)
  • Therefore = 行動(してほしい変換)

と話して「激励(背中のひと押し)」する、励ましのストーリーの組み立てと言えそうです。

相手が納得できる「承認(とらえかた変換)」ができるかどうかが鍵を握りそうな感じ。承認というよりは転換?解釈?展開?もう少ししっくり来る項目名がありそうですが……。

(書影)
  • タイトル:実践!ペップトーク
  • 著者:浦上大輔/著 岩﨑由純/監修
  • 出版社:フォレスト出版
  • 出版日:20190220

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ストーリー(10)  スピーチ(27)  動機づけ(10)

人と働く3つの目的

まえがき

『私たちは次の3つのことを得るために人と働く』

リスト

  1. 選択した使命を、1人でするよりも大きく、よりよく達成するためのレバレッジ
  2. 素晴らしい組織を築く、質の高い人間関係
  3. 自分や他人が必要なもの、欲しいものを買うためのお金

あとがき

まえがきを含めて、レイ・ダリオ『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』(日本経済新聞出版社、2019年)より。

人と働くのは、使命/人間関係/お金 のため。シンプルですが漏れの無い三つ組みです。

 これら3つは人によって重要度が違うので、配分はその人次第だ。重要なのは、それらが相互に補完し合うと認識することだ。

(書影)

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労働(2)  目的(9)  組織(24)

人生で欲しいものを手に入れる5ステップのプロセス

まえがき

『個人の進化のプロセスは、(略)5つの段階を経ると思う。この5つのことをうまくやれば、成功は間違いなし。要約すれば次のことだ。』

リスト

  1. 明確な目標を持つ
  2. 目標達成の障害となる問題を明らかにし、放置しない
  3. 問題の根本原因を探るために正確に診断する
  4. それらの問題を回避するように計画を策定する
  5. その策定から結果が出るように実行する

あとがき

まえがきを含めて、レイ・ダリオ『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』(日本経済新聞出版社、2019年)より。

いわゆる問題解決のプロセスですが、「分析的な問題解決のプロセス」ではなく「MCII(実行意図を伴う精神的対照)プログラムのステップ (WOOP)」との類似を感じました。経験から導き出された、普遍性の高いプロセス。

(書影)

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人生(39)  問題解決(65)

よい人生を送るために必要な2つのこと

まえがき

『可能な限りよい人生を送るためには、』

リスト

  1. 何が最善の決断か知る
  2. それをする勇気を持つ

あとがき

まえがきを含めて、レイ・ダリオ『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』(日本経済新聞出版社、2019年)より。

まえがきに続けて短いリストを作るエクササイズがあったら、自分ならどうするだろうかと考えてみると、このリストの堅牢さを実感できます。

(書影)

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人生(39)  勇気(6)  原則(6)  決断(32)

主な生体リズム

まえがき

『人間の生理機能のほとんどは、周期的に変化する「生体リズム」に基づいています。(略)では、身体にはどんなリズムがあるのか。』

リスト

  • サーカディアンリズム(概日リズム、circadian rhythm) ―― 地球の自転に応じた約1日周期のリズム。睡眠・覚醒、血圧、体温、ホルモンの生成・放出など。
  • サーカルナルリズム(概月リズム、circalunar rhythm) ―― 月の満ち欠けに応じた約1ヵ月のリズム。女性の月経など生殖システム。
  • サーカニュアルリズム(概年リズム、circannual rhythm) ―― 季節変化に応じた約1年のリズム。鳥の渡り、植物の開花、動物の冬眠、ヒトの気分(季節性感情障害)など。
  • ウルトラディアンリズム(ultradian rhythm) ―― 1分以下の周期の心拍、呼吸、腸の蠕動運動。また数十分から数時間のリズムを刻む睡眠周期(ノンレム睡眠とレム睡眠の組み合わせ)など。

あとがき

まえがきを含めて、西野 精治 『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』(PHP研究所、2019年)より。リストは本文を編集して作成しました。

『ヒトの生活や健康にもっとも密接にからんでいる』のがサーカディアンリズムとのこと。たしかにサーカディアンリズムという言葉はしばしば聞きますが、他のリズムについては初めて見たので収集しました。

日のめぐり、潮の満ち引き、そして季節のめぐり。そういった周期変動をトリガーにして生理機能が発動するというのは生物のシステムとして理に適っていますし、どこかロマンチックに感じます。

(書影)

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バイオリズム(1)  生体リズム(1)  睡眠(8)

アップルの開発アプローチにおいて重要な7つの要素

まえがき

『アップルのソフトウェア部門での成功に欠かせない要素を7つにまとめてみた。』

リスト

  1. インスピレーション ―― 着想。広い視野をもって発想し、様々な可能性を考える
  2. コラボレーション ―― 他者と協力し、互いの強みを活かし補完し合う
  3. テクニック ―― スキルを使って質の高い結果を得る。そして、常により良い仕事ができるように励む
  4. 勤勉さ ―― つまらない仕事でも、必要なら手抜きや妥協をせずにやり抜く
  5. 決断力 ―― 難しい選択を、遅れたり、引き延ばしたりせずに行う
  6. テイスト ―― 感性。見る目を養い、「魅力的でありながらまとまりのあるもの」をつくるバランスを見つける
  7. 共感力 ―― 他者の視点から世界を見、彼らの生活とニーズに適応するものをつくる

あとがき

まえがきを含めて、ケン・コシエンダ 『Creative Selection Apple 創造を生む力』(サンマーク出版、2019年)より。まえがき及びリストは「プロローグ」から、タイトルは本文からの引用です。

本書のタイトルにつながる、プロローグのおしまいの部分も引用します。

 このように7つの要素を混ぜ合わせ、合体させつつ、人間味、つまり「私たちらしさ」を、8番目の要素として加えた

 明確なゴールとすぐれたアイデアの実現に取り組みながら、7つの要素を活用し、さらに人間味を加えたアプローチ。

 これらを積み重ねて成り立つアップルの創造法を、私は「クリエイティブ・セレクション」(創造的選択)と呼んでいる。

(書影)

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Apple(1)  創造性(10)