- 人は、不安なものである……人に自信を与えなさい。
- 人は、特別だと感じたがるものである……誠意を持って人をほめなさい。
- 人は、より良い明日を求めるものである……人に希望を示しなさい。
- 人は、理解してもらいたがるものである……人の話を聞いてあげなさい。
- 人は、方向性を失いがちなものである……人を導いてあげなさい。
- 人は、利己的なものである……まず人のニーズに応えてあげなさい。
- 人は、感情的に落ち込みやすいものである……人を励ましてあげなさい。
- 人は、成功したがるものである……成功を勝ちとる手助けしてあげなさい。
- 人は、意義のある人間関係を欲するものである……コミュニティを提供してあげなさい。
- 人は、自分もこうなりたいと思う理想の人物を求めるものである……手本になってあげなさい。
解説
人間関係がどうもうまくいかないときに読み返したいリスト。
前半だけでは当たり前、後半だけではただのお説教。しかし、それら2つが効果的に組み合わせられると、納得度の高いリストが生まれます。
とはいえ、あまり傲慢になってもいけません。たしかに「人は、方向性を失いがちなものである」と思います。でも、自分が「導いてあげ」ることが望まれているのか。それができるのか。それを考えるために、一拍置いた方がよさそうです。
もう一つ、時々思い出したい人間関係の心得を挙げておきます。山本五十六の言葉と伝えられていますが、異論もあるようです。
山本五十六の「人は動かじ」
やってみせ
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ
引用元
ジョン・C・マクスウェル 『ザ・チョイス 人生を決める16の選択』
第12章で「人について知っておかなければならない一〇ヵ条」として紹介されていたリストを引用しました。