- いつまでに決断しなければならないかを知る
- すぐに検討を始める
- 可能なかぎり時間をかけて熟慮する
- 考えを変えることをためらわない
- ぎりぎりまで決断せず、自らを中立に保つ
- 決断を下したら、それを固守する
解説
ルドルフ・ジュリアーニ氏は、元ニューヨーク市長。市の犯罪率減少、911テロ事件への見事な対応などで知られています。このリストは、氏の著書『リーダーシップ』の、「熟慮、しかるのち決断」という章を要約したものです。
決断力のある人というと、時間をかけずにサクサク決めていく人をイメージしますが、氏は「時間を掛けて考えよ」と言います。
多くの人は宙ぶらりんの心地悪さから解放されたくて、即断の誘惑にさらされるが、決断に時間をかければかけるほど、結果は賢明で理にかなったものになるはずだ。
最後の最後まで最適な選択肢を模索する。決断したら、断固としてそれを実行する。
いったん決断を下したら、それを固守しなくてはならないが、最終段階の直前までは、確定的に思える事柄まで含めて、考えを変えることをためらうべきではない。
決断に責任を持つことの重みを知り抜いている人ならではのリストです。
引用元
ルドルフ・ジュリアーニ『リーダーシップ』から編集・引用。