最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
三つの目標
この本を書く前に、目標とする読後感をリストしておきました。
この本の読後感の目標
- 読んで面白かった・ためになった
- リストを作ってみたくなった
- あの人にすすめたくなった
よいリストには、ロジカルな定型詩とでもいうべき美しさがあります。時代や場所が変わってもメッセージが古びない強さがあります。そんなよいリストをできるだけ多く皆さんと分かち合うことが、第一の目標でした。
よいリストは、実に様々な思考の産物です。リストを作ることは、楽しい知的作業です。そしてその力は、幅広く応用できます。よいリストを作ってみよう・リスト化の力を活用してみようと思ってくれる仲間を増やすことが、第二の目標でした。
この本の成功を測る物差しをたった一つ選ぶとしたら、何だろうか。ひとりの本好きとして考え、「読後、だれかに勧めたくなるかどうか」を第三の目標としました。もし皆さんが、だれかに勧められてこの本を読まれたのであれば、その絆に参加できたことを嬉しく思います。
この本は、そんな目標に、どこまで届いたでしょうか。もしよろしければ、admin@listfreak.com にご感想をお寄せいただければ幸いです。
続きはウェブで
この本の企画は、リストの収集・共有・活用を目的とした *ListFreak(リストフリーク)というサイトから出発しています。
この本では、第1部で紹介した50のリストを含む、100のリストを収めました。しかし言うまでもなく、世の中によいリストはたくさんあります。内容が似ていたり、本に収めるには項目が多すぎて載せられなかったリストもあります。続きは、どうぞサイトでお楽しみください。
え、お気に入りのリストがサイトで見つからない?自作リストを作ってみた?では、リスト仲間と共有してみませんか?
*ListFreak - 世の中の知恵やコツを「リスト」で共有するサイト https://listfreak.com/
謝辞
この本の執筆は、「リスト好き」かつ「文章好き」のわたしにとって、最高に楽しい体験でした。原稿は、*ListFreakの片隅に専用コーナーを設けて、すべてオンラインで執筆しました。8割がた書けたところでそれを有志に公開し、レビューをお願いしました。ですから、まずはレビューアのみなさんにお礼を申し上げます。とりわけ有田 英幸さん、島崎 健さん、ricolaさん、堺 寛さん、山本 昌広さん、sapphireさん、gagaさん、厳しくも温かいコメントをありがとうございました。
ListFreakにリストを投稿してくださった皆さん、リストを活用してくださっている皆さんにお礼を申し上げます。皆さんが注目してくださらなければ、この書籍は生まれませんでした。
書籍化を企画してくださった、編集プロダクション「デジカル」の寺内さん。執筆期間中も温かいはげましをありがとうございました。
常に変わらぬ信頼を寄せてくれる妻の純子、かわいい2人の子どもたち、そして両親に感謝します。
そして、この本をここまで読んでくださったあなたに、感謝します。リストのともにあらんことを。