まえがき
『(税は、)国民皆が社会の構成員として広く公平に分かち合っていかなければなりません。(略)従来から各種の租税原則が提唱されてきましたが、それらは結局「公平・中立・簡素」の三つに集約することができます。』
リスト
- 【公平の原則】人々が、それぞれの負担能力(担税力)に応じて分かち合う
- 【中立の原則】税制が個人や企業の経済活動における選択を歪めないようにする
- 【簡素の原則】税制の仕組みをできるだけ簡素にし、理解しやすいものにする
あとがき
まえがきは、税制調査会「わが国税制の現状と課題−21世紀に向けた国民の参加と選択−答申」(平成12年7月)より。リストも同文書からの編集・引用です。
この3原則のオリジナルについては、国税庁のHPに載っている「法人税の課税所得の本質と企業利益との関係」という論文に示唆があります。
組織内でも、負担を広くあまねく求めなければならないシーンってありますよね。そんなときに思い出せたら便利かもしれないと思い、メモしておこうと思いました。意外に、分かりやすくまとまった文章が無くて時間がかかってしまいました。