まえがき
『何が税制を変えていくドライビングフォース(推進力)になるのでしょうか。京都大学で財政学講座教授を務めていた島恭彦氏 (1910-95) は、このドライビングフォースを次の三点にまとめています。』
リスト
- 政府の財源調達要求
- 資本蓄積を促す税制への要求
- 社会経済政策への要求を満たす税制(特に再分配、公正課税)への要求
あとがき
まえがきを含めて、諸富 徹『税という社会の仕組み』 (筑摩書房、2024年)より。本文からリスト項目になりそうな言葉を抜き書きしました。一部言葉を足しています。
税制がどうあるべきかという論点は多種多様にあるような気もしますが、このように3つに絞り込まれるとわかりやすいですね。リストの力を感じます。
- タイトル: 税という社会の仕組み
- 著者: 諸富 徹(著)
- 出版社: 筑摩書房
- 出版日: 2024-05-10