- 地図でなくコンパスを持とう。
- どの道を行っても誤りではない。
- チャンスは意外に多く、ただしそっと、巡ってくる。
- 今手にしているものを慈しもう。
- 冒険を楽しもう。
- 人のつながりを育てよう。
- できないことを認めよう。むしろ強みにしよう。
- 結果がどうなるかにこだわらず、今に集中しよう。
解説
目標は、ある目的のために、立てて、追いかけるもの。目標を達成したいと思うなら、コミットメントが重要。目標への強いこだわりが、達成の可能性を大きくします。
しかし、それが行き過ぎると、以下のような弊害を生みます。
- 目標を立てる(明確なゴール地点を定める)という行為自身が自分へのプレッシャーとなり、却って悪い結果を招いてしまう。
- 目標に追われ、未来のために現在を犠牲にしてしまう。そして未来のある時点で目標が達成できなかったときに大きなショックを受けてしまう。
- 目標に向かって行動した際に生じる副作用(他の目的を阻害するなど)に気付かず、総合的に見ると人生を楽しめなくなってしまう。
- 目的が変わっているのに気付かず、最初に定めた目標を達成することが自己目的化してしまう。達成してからそれに気が付き、大きな喪失感を味わってしまう。
わたし達は目標を達成するために生きているわけではない。目標を達成できなかったら人生が失敗だというわけでもない。このリストは、目標との付き合い方のヒントを与えてくれます。
引用元
Stephen Shapiro, “Goal-free Living: How to Have the Life You Want Now!“, John Wiley & Sons Inc, 2006(訳は著者による)