- 仕事の成果を、”Productivity”だけでなく”Creativity”で測る
- 仕事の目標を、”Profitability”だけでなく”Sustainability”に据える
- 仕事の能力は、”Skill”だけでなく”Mind”を磨く
- 仕事のポートフォリオを作る
- 社会に果たしたい、自分のミッションを持つ
- 態度を選ぶ。そのための勇気を持つ
解説
「マインドの時代」は、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』という本の原題にヒントを得て命名しました。これからの社会人が大事にすべきことをまとめてあります。
- 「どれだけたくさんの仕事をしたか」ではなく、「どれだけの価値をもたらしたか」で仕事の成果を測る。「自分ならでは」の仕事をする。
- 短期的には利益を得られる事業であっても、長期的に持続できないならば参加するべきでない。家族、社会、自然、次の世代の損失をもたらす事業は、継続性がない。
- 「意味」や「物語」や「こだわり」が価値を産む時代には、個人が仕事に臨むマインドこそが競争力の源泉である。スキルだけでは十分でない。
- 有償/無償、職業/家庭、本業/研究など、自分なりに仕事のポートフォリオを設計する。うまくいけば、それぞれの仕事の好循環が生まれる。
- 仕事のポートフォリオを貫くのは、自分なりのテーマ。所属している組織の理念とは別に、「社会に果たしたい、個人的なミッション」を持つ。
- 短期的には居心地がよいが、長期的には今動いたほうがいい。そう分かっているときに動くのが、ほんとうのハードワーク。見えているリスクを敢えて取る勇気を持つ。
参考図書
堀内 浩二『「マインドの時代」に生きる社会人の心得』 – 起-動線