- いい事を思い出そう。書き留めておこう。
- 親切を実践しよう。定期的に、かつ機会を見つけて。
- 人生の喜びを味わおう。楽しい瞬間を逃さずに。
- 助言に感謝しよう。躊躇せずお礼を言おう。
- 許すことを学ぼう。 許せば前向きになれる。
- 友人や家族のために時間を使おう。心を配ろう。
- 心身の健康を保とう。睡眠と運動と笑顔を忘れずに。
- 辛い時を乗り切る、自分なりの術を身につけよう。
解説
このリストは、個人の幸福感を研究しているアメリカの研究者が雑誌向けにまとめた、人生の満足度を高めるコツを訳したものです。
パッと見て感じるのは、幸福感というのは基本的には「行動」の中にあるものだということ。しかも「もらう」のではなく「あげる」行動が多く含まれています。「幸せは歩いてこない」とはよくいったものです。
ポジティブな感情を引き出す「行動」を書いておくのは実践的なアイディアです。最初はやる気がなくても動き出してしまえばノッてしまうこと、ありますよね。これは作業興奮という現象だそうです。再現性があるのです。ということは、日ごろから「元気が出る10の行動」などのリストを作っておけば、元気が出ないときに役に立ちますね。
最初のコツに関して著者は「感謝日記」を提案しています。例えば毎週日曜の晩に3つから5つ程度の「感謝」を書き留めます。育てていた花が咲いてくれたといった日常的なことでもかまいません。これもまた、小さな行動ですね。
引用元
“EIGHT STEPS TOWARD A MORE SATISFYING LIFE”, Sonja Lyubomirsky
The Relationship of Workplace Humor and Friendship to Professional Burnout