まえがき
『人の行なうべき九つの徳。「書経‐皐陶謨(こうとうぼ)」によれば、』
リスト
- 寛にして栗 (寛大だが、しまりがある)
- 柔にして立(柔和だが、事が処理できる)
- 愿にして恭(まじめだが、ていねいで、つっけんどんでない)
- 乱にして敬(事を治める能力があるが、慎み深い)
- 擾にして毅 (おとなしいが、内が強い)
- 直にして温 (正直・率直だが、温和)
- 簡にして廉 (大まかだが、しっかりしている)
- 剛にして塞 (剛健だが、内も充実)
- 彊にして義 (強勇だが、義しい)
あとがき
リストは谷沢 永一『[新版]名言の智恵、人生の智恵』( PHP研究所、2015年)より。山本七平訳。まえがきは『日本国語大辞典(精選版)』からの引用です。
- タイトル: [新版]名言の智恵、人生の智恵
- 著者: 谷沢 永一(著)
- 出版社: PHP研究所
- 出版日: 2015-01-08