- Substitute?(何か他のものと替えられないか?)
- Combine?(結合できないか?)
- Adapt?(応用・適用できないか?)
- Magnify? Modify?(拡大できないか? 修正できないか?)
- Put to other uses?(他の使い道はないか?)
- Eliminate?(削除できないか?)
- Rearrange? Reverse?(並べ替えられないか?逆にできないか?)
解説
無から何かを創造しようと思うとハードルが高いですが、こうやって、既にあるものから発想すればアイデアも出やすいですね。
本当にこんなことでアイデアが出るのかなと疑う方には、以下のシンプルなエクササイズがおすすめです。
発想を分析する逆SCAMPER
- 独創的だと思う製品やサービスを挙げる
- それを、既存の製品やサービスを”SCAMPER”して定義してみる
定義できないということは、まず100%ないでしょう。例えば、アップル社のデジタル音楽プレイヤー「iPod」も、それ以前に世の中にあった製品やサービスの”SCAMPER”で説明できるはずです。デイル・ドーテンが『仕事は楽しいかね?』という本で述べた「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」という言葉が実感できる、よいエクササイズです。またこれをやってみることは、その商品やサービスの新しさを具体的に分析することにつながります。
ちなみにscamperというのは「急いで(何かを)する」「跳ね回る」という意味。
引用元
マイケル・マハルコ著/花田 知恵訳『すばらしい思考法 誰も思いつかないアイデアを生む』 PHP研究所 2005年
「オズボーンのチェックリスト」という名前で呼ばれることも。