まえがき
『金融機関の融資の可否を判断する上で考慮すべき基本原則として、公共性、安全性、収益性、流動性、成長性、という5つが一般にあげられる。』
リスト
- 【公共性の原則】 金融機関の融資は、公共の利益に適する目的に従ってなされなければならない
- 【安全性の原則】 貸出金が確実に回収されるものでなければならない
- 【収益性の原則】 金融機関自身の存続・発展のために必要な収益を上げられなければならない
- 【流動性の原則】 融資の資金は適度の流動性を持ち、融資の期間は、調達資金である預金の期間に見合った期間に設定しなければならない
- 【成長性の原則】 融資が融資先の成長・発展に役立ち、金融機関自身の成長・発展にも役立つものでなければならない
あとがき
まえがきを含めて、吉岡 伸一『金融機関の役職員の融資決裁における責任』(参考文献1) より。本文の体裁を変更してリスト化しています。また「収益性の原則」の部分は文章にも手を入れたうえで引用しています。
まえがきに「という5つが一般にあげられる」とある通り、この5原則自身は著者の作品ではないのですが、わかりやすい説明を公共性の高いサイトで検索して、本文書に行き当たりました。
なぜこの5つなのか。ちょっと調べた限りではザ・原典は見つかりませんでした。ちなみに海外の記事には、公共性の代わりに多様性といった別の原則を置いているものもありました(2)。
参考文献
(1) 吉岡伸一. “金融機関の役職員の融資決裁における責任.” 岡山大學法學會雜誌 56.3・4 (2007): 890-870.
(2) たとえば、文脈は異なるものの “5 Important Principles Followed by the Banks for Lending Money“(YourArticleLibrary.com)