まえがき
『第四次産業革命(略)の中で明らかにされる問題は私たちが生み出しているものだ。したがって、それらの問題に取り組み、新たに出現する環境への適応に必要な変化や政策を実施し、そして繁栄するのは、私たちの才覚にかかっている。』
リスト
- 【状況把握の知性(精神)】 知識を理解し、応用する能力
- 【感情的知性(心)】 思考や感情を処理し、統合する能力。あるいは自分自身とそれらを関連づけたり、それら同士を関連づけたりする能力
- 【啓示的知性(魂)】 公益のために変化をもたらし、行動するための個人および共通の目的意識や信頼感、その他の美徳を活用する能力
- 【物理的知性(肉体)】 自身の健康や幸福だけでなく、個人およびシステム双方の変革に必要なエネルギーを注ぐ、私たちの周りにいる人々の健康や幸福の追求と維持をする能力
あとがき
まえがきを含めて、クラウス・シュワブ『第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来』(日本経済新聞出版社、2016年)より。
精神、心、魂の違いが日本語だとややわかりづらいのですが、原著では four different types of intelligence はこんな感じでした。
contextual (the mind)
emotional (the heart)
inspired (the soul)
physical (the body)
- タイトル: 第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来
- 著者: クラウス・シュワブ(著)、世界経済フォーラム(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2016-10-15