【交渉】建設的な交渉のルール

  1. 自分と相手を慈しむ。
  2. 自分の要求を伝える。
  3. 自分の気持ちを伝える。
  4. 相手の要求と気持ちを理解する。
  5. 互いが益を得る解決を望む。
  6. 互いが納得し、心の平和を得るよう解決する。

解説

交渉といってもいろいろあります。買うか買わないかも交渉なら、デートするかしないかも交渉。ビジネスでは、よく「ハーバード流」という冠つきで紹介される、MBAスクールで教えている論理的な交渉術が有名です。これに加えて心理学的なテクニックも活用されます(参考:「人を動かす6つの力 ― 『影響力の武器』から」)。ここでは、ソフトでどんな場合にでも使えそうなリストを選びました。

このリストは、交渉のテクニックについては何も語っていません。最後の項目に「解決する」と書かれているだけです。しかしテクニックが何であれ、ここに書かれていることは忘れないようにしたいと思わせてくれるリストです。

覚えやすいよう、あえてもう一段階抽象化してみました。

建設的な交渉の3原則

  • 自分についても相手についても、その「要求」と「気持ち」を分けること。
  • はっきり伝え、しっかり受けとめること。
  • あくまでもお互いにとって建設的な解決を目指すこと。

引用元

平和の文化をきずく会著『平和の文化 8つのキーワード』 平和文化 2006年