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故殺の判断基準

『現在、アメリカの法律制度は、謀殺(通常は能動的攻撃)ではなく故殺(反応的攻撃)と判断すべき殺人について、四つの基準を適用している。ただし、これにはさまざまな解釈がある。』

まえがき

『現在、アメリカの法律制度は、謀殺(通常は能動的攻撃)ではなく故殺(反応的攻撃)と判断すべき殺人について、四つの基準を適用している。ただし、これにはさまざまな解釈がある。』

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  1. 合理的な挑発があったこと。
  2. 被告が実際に挑発されたこと。
  3. 挑発を受けた分別のある人物が、致命的な攻撃を与えるまでに、冷静になる時間がなかったこと。
  4. 被告がまちがいなくその間に冷静にならなかったこと。

あとがき

まえがきを含めて、リチャード・ランガム 『善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史』(NTT出版、2020年)より。参考文献(1)のなかで引用されている(2)に書かれている、とのことなので、本書で既に孫引きということになります。

著者が『ことばは明確だが、意味は主観的判断に委ねられる。』と解説している通り、境界の判断が難しい。

この本からの他のリスト

参考文献

(1) Bushman, Brad J., and Craig A. Anderson. 2001. “Is it time to pull the plug on hostile versus instrumental aggression dichotomy?.” Psychological review 108: 273-79.

(2) LaFave, Wayne R., and Austin W. Scott, Jr. 1986. Criminal Law. 2nd ed. St. Paul. Minn.: West.

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