まえがき
『アメリカのカーネギー・メロン大学の研究者が認知能力の多様性について論じた文献は、三種類の認知スタイルを定義している。』
リスト
- 言語化する人 (verbalizers): ジャーナリスト、弁護士
- 空間的に視覚化する人 (spatial visualizers): エンジニア、数学を基本とする専門職
- 対象を視覚化する人 (object visualizers): アーティスト
あとがき
まえがきを含めて、デイヴィッド・グッドハート『頭 手 心: 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な 仕事の未来』 (実業之日本社、2022年)より。本文をリスト化しました。
本書には引用元として参考文献[1]の記事が挙げられていました。この記事からオリジナルの論文をたどれます。
もともとの研究では、認知スタイルの多様性が少人数(2~5人)グループでの協働にもたらす影響を調べていました。
『頭 手 心』は、人間の能力を思考(認知)・技能・感情の3領域に分けたとき、これまで思考が偏重されてきた歴史をたどり、それらのバランスがどうあるべきかを論じています。
- タイトル: 頭 手 心: 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な仕事の未来
- 著者: デイヴィッド・グッドハート(著)
- 出版社: 実業之日本社
- 出版日: 2022-01-20
参考文献
[1] Different kinds of thinking make teams smarter – Futurity