君子の三戒(菜根譚)

まえがき

『これらの中に、君子つまり真正の人となる道があるというのでしょう。』

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  • ひまな時でも、ただぼんやりと過ごさぬようにすれば、多忙な折にそれが役に立つ。
  • 静かな所でも、心をゆるめないようにすれば、活動する折にそれが役に立つ。
  • 人に見られない所でも、人を欺き悪事を隠すことをしないようにすれば、公の人前でそれが役に立つ。

あとがき

まえがきを含めて、多川 俊映『心を豊かにする菜根譚33語 ~東洋の知恵に学ぶ~』より。第1項目と第2項目の意味がやや重なっているように思えたので、原語が載っている本も探してみました。

以下は守屋 洋『菜根譚の名言 ベスト100』からの引用です。

閒中不放過、忙処有受用。
静中不落空、動処有受用。
暗中不欺隠、明処有受用。

閒中(かんちゅう)に放過(ほうか)せざれば、忙処(ぼうしょ)に受用(じゅよう)あり。
静中(せいちゅう)に落空(らくくう)せざれば、動処(どうしょ)に受用(じゅよう)あり。
暗中(あんちゅう)に欺隠(きいん)せざれば、明処(めいしょ)に受用(じゅよう)あり。

閒(閑)→忙、静→動、暗→明と分かりやすいコントラストが付いていました。でもやっぱり意味が重なっているような。ちなみにタイトルの「君子の三戒」は、菜根譚にはない模様。

(書影)


(書影)

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