まえがき
『人間の営みに共通する特徴を知っていれば、自分や他の人のための戦略に活かせる。(略)これらを念頭に置いて人と接すれば、人生の行路をいつでもすぐに変えられるので、必要なら手の甲に書いておくといい。』
リスト
- すべての人がいちばん恐れるのは、「拒絶される」ことである
- すべての人がいちばん必要としているのは、「受け入れられる」ことである
- 人を動かすには、相手の自尊心を傷つけない、もしくは、くすぐるようなやり方をとらなければならない
- 人は皆――例外なしに――どんな状況にさしかかっても、「自分はどうなるのだろう?」という不安を、少なくともある程度は抱く
- 人は皆――例外なしに――自分にとって個人的に大事なことを話したがる
- 人は、自分が理解できることだけに耳を傾け、自分の中に取り入れる
- 人は、自分に好意を持っている人を好み、信じて頼る
- 人はしばしば、はっきりとした理由もなく行動する
- 上流階級の人の中にも、料簡の狭いつまらない人間がいる
- すべての人には――例外なしに――「外面」がある。あなたは、その仮面の向こうにあるものを見なくてはならない
あとがき
まえがきを含めて、フィリップ・マグロー 『史上最強の人生戦略マニュアル』 (きこ書房、2008年)より。たしかに。
項目9だけ「料簡の狭い」「つまらない」という話者の価値観が反映されている点で異色です。吟味すれば3~4項目程度に圧縮できそう。
- タイトル: 史上最強の人生戦略マニュアル
- 著者: フィリップ・マグロー(著)、勝間和代(翻訳)
- 出版社: きこ書房
- 出版日: 2008-09-27