まえがき
不正のトライアングルとは、どの不正にも必ず存在している三つの要因を指します。
リスト
- 動機 … 不正をはたらく必要性・プレッシャー(例:金が必要だった)
- 合理化 … 不正を正当化するような考え方(例:いつも搾取されているのだから、少しくらいいいだろう)
- 機会 … 不正を行える状況(例:内部統制が不十分だった)
あとがき
“Fraud deterrence”(Wikipedia)の”Fraud Triangle“を訳しました。多少表現を編集したり例を追加しており、逐語訳ではありません。
不正抑止にはこの3要因のどれかをなくすことが必要という、この説を唱えたのはDonald Cressey(Wikipedia)とのこと。
「トライアングル」という命名がいいですね。