喪失経験の種類


まえがき

喪失経験とは「個人が生活のなかで感情的に投資している象徴的、物理的な資源の減少を伴う経験」であり、次の5つに大別される。

リスト

  • 死別経験
  • 対人関係の破綻(例:離婚、離別など)
  • 慣れ親しんだ物や環境の喪失(例:引っ越し、卒業、地位や役割の喪失など)
  • 病気・障害(例:慢性疾患、肢体不自由など)
  • 目標や自分の描くイメージの喪失

あとがき

まえがきを含めて『PTG 心的外傷後成長: トラウマを超えて』第5章「長期にわたる喪失経験によるPTG」(飯牟礼 悦子)より。

まえがきにある喪失経験の定義「個人が生活のなかで感情的に投資している象徴的、物理的な資源の減少を伴う経験」 “Give Sorrow Words” によるとあります。この本は『悲しみに言葉を―喪失とトラウマの心理学』というタイトルで和訳されていました。

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        トラウマ 喪失 心的外傷

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