まえがき
多くの人に語りかけ、賛同者を募りたいとき、何を含めればよいか。
リスト
- Self – 自分の活動の背景
- Us – 相手と共有する価値観
- Now – 今行動する理由
あとがき
NHK クローズアップ現代「シリーズ 未来をひらく2 – “物語”の力が社会を変える」(2014/1/7放送)より。番組に出てきたフリップを書き留めました。
リストの作者は米ハーバード大のマーシャル・ガンツ博士(Wikipedia)。
要素としては古典的なものだと思います。博士は自らの講義のシラバス (PDF) で、ヒレル (Wikipedia) というラビが1世紀に遺した、これと似た3か条を引用しています。
拙著『クリエイティブ・チョイス』で、共感を呼ぶ社会起業家のスピーチの話を書きましたが、なるほどこの黄金のフォーマットに則っていたなあと実感。
上述の講義のワークシート(PDF)から、self, us, now のもう少し詳しい定義があったので引用します。
* A story of self: why you were called to what you have been called to.
* A story of us: what your constituency, community, organization has been called to its shared purposes, goals, vision.
* A story of now: the challenge this community now faces, the choices it must make, and the hope to which “we” can aspire.