まえがき
『簡単に言うと、自己効力感とは、ある目標や行動に対して「自分ならやればできる!」と感じる度合いを表すものです。』
リスト
- 私は、一生懸命頑張れば、困難な問題でもいつも解決することができる
- 私は、誰かが私に反対しても、自分が欲しいものを手にするための手段や道を探すことができる
- 目的を見失わず、ゴールを達成することは私にとって難しいことではない
- 予期せぬ出来事に遭遇しても、私は効率よく対処できる自信がある
- 私はいろいろな才略に長けているので、思いがけない場面に出くわしたとしても、どうやって切り抜けばよいのか分かる
- 必要な努力さえ惜しまなければ、私はだいたいの問題を解決することができる
- 自分の物事に対処する能力を信じているので、困難なことに立ち向かっても取り乱したりしない
- 問題に直面しても、いつもいくつかの解決策を見つけることができる
- 苦境に陥っても、いつも解決策を考えつく
- どんなことが起ころうとも、私はいつもその事に対処することができる
あとがき
久世 浩司『「レジリエンス」の鍛え方』より。このスケールを開発したSchwarzer教授は各国語版を提供しており、本書もその日本語訳(日本語版 一般自己効力 質問表)の引用のよう(ただし漢字に一部改変あり)。
自己効力感の高い人はどんな人なのか、イメージできます。自己効力感はまえがきにあるように「目標や行動」によって高まったり低まったりしますが、このように一般化すると、性格が反映されそうですね。