まえがき
『さまざまな要素を統合した新しいモデルである「成功の木」は、吹きつける強風に屈することなく、人間の生涯におけるあらゆる可能性を解き放とうとする際に、AQがどんな基本的な役割を果たすのかを明らかにするものである。』
リスト
- 【葉】 実績(パフォーマンス)
- 【枝】 才能や意欲
- 【幹】 知性、健康、人格
- 【根】 遺伝的要素、育ってきた環境、信仰
あとがき
まえがきを含めて、ポール・G. ストルツ 『すべてが最悪の状況に思えるときの心理学―AQ逆境指数』(きこ書房、1999年)より。
核に遺伝的要因があって、表面に行動とその結果があるという点では、いわゆる氷山モデルや玉ねぎモデルと同じですが、木のたとえもわかりやすいと感じたので収集。
わかりづらいのは、著者がAQ(逆境指数)を【土壌】と位置づけていること。土壌となると木そのものではなくなってしまいます。本書の他の箇所ではAQは知識であり手段であるとも書いてあります。巻末のAQ検査は感じかたの特性を測っているようでした。
- タイトル: すべてが最悪の状況に思えるときの心理学―AQ逆境指数
- 著者: ポール・G. ストルツ(著)、Stoltz,Paul G.(原著)、昌三, 渋谷(翻訳)
- 出版社: きこ書房
- 出版日: 1999-12-01