まえがき
生活創造者(Cultural Creatives)度を測るリスト。ほぼLOHAS志向度と同義と考えてよいでしょう。Yesの数が10以上あれば生活創造者。原典などはあとがきで。
リスト
- 自然を愛し、自然破壊を非常に懸念している。
- 地球規模の問題を意識し、こうした問題に対しては、例えば経済成長の抑制といった動きが起きることを期待している。
- 環境保護や地球温暖化防止のために使われるのであれば、今より多くの税金を払ったり高額な商品を買ったりする。
- 人間関係を広げ、育てていくことはとても大切だ。
- 他人を助けたり、他人のユニークな素質を引き出すことはとても大切だ。
- 一つ以上のボランティア活動をしている。
- 内面的な成長を非常に重視している。
- 政治と宗教は結びつくべきではないが、生活の中での精神性や宗教的要素はこれからもっと大切になってくると思う。
- 職場での男女平等はもっと推進されるべきで、職場や政治の場でより多くの女性リーダーが登場すべきだ。
- 世界中の暴力や女性・子どもへの虐待を懸念している。
- 政治や政府支出は、子どもの教育や健康、地域の再生、持続可能な地球環境の創造に重点を置くべきだ。
- 旧来の保守派と進歩派を軸とした政治システムに満足せず、かつ勢力の弱い中間派ではない新しいあり方を見つけたい。
- どちらかというと将来を楽観視していて、メディアから流されるシニカルで悲観的な見方は信用しない。
- 新しくより良い生活をつくり出すことに関わっていたい。
- 合理化や環境破壊、途上国の搾取など、大企業が利益を上げるためとして行っていることを懸念している。
- 家計をきちんと管理しており、無駄遣いを心配していない。
- 成功や出世、ぜいたく品を持ったり、それらにお金を使うことに重きを置く現代文化は好ましくない。
- 見知らぬ地域やそこに住む人々が好き。自分とは異なるライフスタイルを体験したり学んだりするのが好き。
あとがき
『ロハス・ワールドリポート―人と環境を大切にする生き方』p13より。
- タイトル: ロハス・ワールドリポート (ソトコト新書)
- 著者: 木村 麻紀(著)
- 出版社: 木楽舎
- 出版日: 2006-06-01
原典は”The Cultural Creatives: How 50 Million People Are Changing the World“。著者のサイトでは、このリストのオリジナルも公開されています。