まえがき
『このような芸能の特質を実現するため、四つの要件が求められる。』
リスト
- よそおい(化粧・衣装・小道具)
- ふるまい(演技)
- しつらい(舞台)
- おもい(美意識)
あとがき
まえがきを含めて、熊倉 功夫 「概説:茶の湯の成立」(所収:茶の湯文化学会『講座 日本茶の湯全史〈第1巻〉中世』、思文閣出版、2013年)より。本文を編集してリスト化しています。
まえがきの『このような芸能の特質』については「芸能の3特質」を参照のこと。
「茶会の四要素(おもてなしの四要素)」の原典を探していて見つけました。この文章では、一般的な芸能の4要件がこのようにあり、それを茶の湯に特殊化したものが「茶会の四要素(おもてなしの四要素)」という流れになっています。
「茶会の四要素(おもてなしの四要素)」とは少し順番が違っています。「よそおい」が「ふるまい」を可能にするという順序で説明されていたので、それを尊重しました。
- タイトル: 講座 日本茶の湯全史〈第1巻〉中世
- 著者: 茶の湯文化学会(編集)
- 出版社: 思文閣出版
- 出版日: 2013-06-11