まえがき
『四つの要素が茶会という場で総合され、非日常の時間と空間を主客ともども体験する』
リスト
- ふるまい(点前作法)
- よそおい(衣装、道具)
- しつらい(茶室露地、飾りつけ)
- おもい(思想、趣向)
あとがき
まえがきを含めて、参考文献1より。検索中にGoogle Booksの内容として見つけたもので、残念ながら号数、著者名がわかっていません(出版社のサイトには第30号までの目次しかありませんでした)。
おもてなし=よそおい・しつらい・ふるまい といった3要素はよくみかけるのですが、本書では「おもい」という要素が加わっています。他の3要素は目に見える要素で、「おもい」はそれらの根底にあるものですから少し異質ですが、この要素があるほうがわかりやすい。
参考文献2を経由して、参考文献3でこの4要素についての解説を読んだところ、茶の湯やおもてなしよりも大きな概念だったので「芸能の4要件」として別に収集しています。
参考文献
- 『日本の美学』 第 29-33 号 ぺりかん社, 2001年
- 宮内壽美. “「異次元空間」 茶室-歴史化と自然化, 山形県金山町の事例を中心として.” (2015).
- 茶の湯文化学会『講座 日本茶の湯全史〈第1巻〉中世』(思文閣出版、2013年)