まえがき
茶道でしか使われていないと思いますが、よろず「道」を修めんとするときの心得といえそうです。
リスト
- 道 … 本質を見極める
- 学 … 知識を得る
- 実 … 実践する
あとがき
道学実がずばり定義されている文献は見つかりませんでした。リストは『茶の真諦―道・学・実』からの超々要約。
上記の本に書いてあったのはこんな感じです。
道:『茶道の本質を見極めることはすなわち、禅にいう悟りを目標として研鑽を積む修行態度に重なるものなのです。』
学:『(略)ただ頭で得た知識はいわば”借りもの”、学びとった知識は実践して初めて体得したといえます。』
実:『道・学をふまえた上で、茶道を実践することによって初めて茶の本質に触れることができるといわれています。』
学習と実践だけではなく、道つまり本質を見極めようとする態度が必要。いい三幅対だと思います。
- タイトル: 茶の真諦―道・学・実
- 著者: 千 宗室(著)
- 出版社: 淡交社
- 出版日: 1983-06-01