座禅の心得(調身・調息・調心)


まえがき

『座禅をするために必要な心得として「調身」「調息」「調心」があげられる。これらのうち、ひとつでも欠けると正しい座禅はできないとされている』

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  • 調身(服装や姿勢を調える) … 衣服はトレーニングウェアや作務衣など、体を締め付けないゆったりとしたものを選ぶ。時計やアクセサリーなどもはずす
  • 調息(呼吸を調える) … 座禅は呼吸法が最も大切だともいわれる。息は必ず鼻で吸うようにして、吐く時はおへその下のおなかの部分(丹田)に意識を集中させて「静かに、細く、長く」息を吐くようにする。これを、腹式丹田呼吸法という
  • 調心(雑念をはらい心の乱れを調える) … 座禅をしていると、五感が研ぎ澄まされ、ふだんは聞こえないさまざまな自然の音が聞こえてくる。そのような状態が続くと、心が集中するどころか、いろんな雑念や妄念にとらわれてしまうことがある

あとがき

まえがきを含めて『禅の世界(大図解シリーズ No.966)』(東京新聞 2010年11月7日)より。

この新聞を購読しておらず偶然見つけたのですが、この「大図解」というのは新聞の見開き面を使った解説シリーズのようです。わかりやすく解説されていたので収集しました。

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仏教 瞑想 座禅

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