美しい箇条書き
『道の者よ、迷いに満ちたおのれの心の状態に気づくがよい。そこには〝五つの妨げ〟がある。(略)気づくがよい。このような心の状態では、物事をよく理解することも、正しく考えることもできない。ゆえに苦しみの連鎖は、いつまでも続くであろうと。』
『今この瞬間が生起してくる、その刹那の存在の事実の凄さ(存在神秘)をとくと味わってみる。』
「煩悩の根底にあるのは、いうまでもなく無明、すなわち真理に対する根源的無知であり、ここからさまざまな煩悩が派生する。煩悩の数は無数とも言い得るが、最も基本的な煩悩は……」