まえがき
「毎月の月次決算などにおいて、これらの指標で数値をチェックし、対策を打つことの積み重ねが高収益企業をつくっていくのです。」
リスト
- 経常利益率(経常利益/売上高)10%以上
会社の収益力を表わす最もポピュラーな指標で、この数値はどんな業種でも10%以上をめざす - 経営安全率(経常利益/粗利益)15%以上
この%は、その割合分、売上が下がっても赤字にならない率。すなわち不況抵抗力を表わし、高ければ高いほどつぶれにくい - 自己資本比率(自己資本/総資産)60%以上
5つのなかで最も重要な指標で、この数値は貸借対照表、損益計算書の両方をよくすることにより上がり、上がれば上がるほど資金繰りがラクになる - 1人あたり利益(祖利益/社員数)1500万円以上
5を参照 - 1人あたり利益(経常利益/社員数)200万円以上
本当に収益性が高いかどうかは1人あたりの利益額に現われ、ここでは企業活動のもとになる祖利益と、会社の収益力を表わす形状利益の「1人あたり」を見る
あとがき
まえがきを含めて、東京メトロポリタン税理士法人 北岡 修一「『会計理念』が会社を強く、継続する会社をつくる」(月刊ビジネスデータ 2009年5月号、日本実業出版社)より。
分かりやすいですね。