まえがき
『会議の生産性を高めるために、私が以前から使用している「会議品質チェックシート」というものがある。以下、一〇の評価項目についてポイントを述べよう。』
リスト
- 会議の目的が事前に全参加者に明確に知らされていたか?
- 全員が事前準備(意見・資料等)を十分に行ったうえで出席したか?
- 会議の生産性を高めるための資料・機材の準備はできていたか?それらは適切に活用されたか?
- 出席者の数と質(専門分野、職位等)は会議の趣旨と目的に沿ったものだったか?
- 会議の時間は開始、終了とも予定どおりにマネージできたか?長さは妥当だったか?
- 遅刻者、中途退席者はいなかったか?
- 全員が“スピーク・アウト”をして、会議の付加価値を高めることに貢献したか?
- 会議後の議事録(ミニッツ)とフォローアップ・アクションプランが24時間以内に作成され、会議参加者および関連者と共有されたか?
- 会議の本来の目的は達成されたか?
- この会議は“本当に”必要だったか?
あとがき
まえがきを含めて『経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目』より。リスト項目は、本文の見出しではなく「会議品質チェックシート」(p241)から引用しています。
会議のたびに、これらのリストに沿って品質をチェックして、改善案を考える。きちんと実行していけば成果が上がりそうですね。
- タイトル: 経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
- 著者: 新 将命(著)
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2009-12-11