高収益企業を測る5つの指標


まえがき

「毎月の月次決算などにおいて、これらの指標で数値をチェックし、対策を打つことの積み重ねが高収益企業をつくっていくのです。」

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  1. 経常利益率(経常利益/売上高)10%以上
    会社の収益力を表わす最もポピュラーな指標で、この数値はどんな業種でも10%以上をめざす
  2. 経営安全率(経常利益/粗利益)15%以上
    この%は、その割合分、売上が下がっても赤字にならない率。すなわち不況抵抗力を表わし、高ければ高いほどつぶれにくい
  3. 自己資本比率(自己資本/総資産)60%以上
    5つのなかで最も重要な指標で、この数値は貸借対照表、損益計算書の両方をよくすることにより上がり、上がれば上がるほど資金繰りがラクになる
  4. 1人あたり利益(祖利益/社員数)1500万円以上
    5を参照
  5. 1人あたり利益(経常利益/社員数)200万円以上
    本当に収益性が高いかどうかは1人あたりの利益額に現われ、ここでは企業活動のもとになる祖利益と、会社の収益力を表わす形状利益の「1人あたり」を見る

あとがき

まえがきを含めて、東京メトロポリタン税理士法人 北岡 修一「『会計理念』が会社を強く、継続する会社をつくる」(月刊ビジネスデータ 2009年5月号、日本実業出版社)より。

分かりやすいですね。

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