まえがき
『コートニーは、ビジネスパーソンが直面する不確実性には四つのレベルがあると論じました。』
リスト
- 【確実に見通せる未来】 そもそも不確実性が非常に低く、ほぼ将来が予見できる
- 【他の可能性もある未来】 将来の完全な予見はできないが、「概ねこうなるだろう」という選択肢が複数絞られる
- 【可能性の範囲が見えている未来】 選択肢に絞り込めるほどには将来を見通せないが、ある程度の確率と振り幅で事業環境の変化が予見できる
- 【まったく読めない未来】 不確実性が事業環境の多様な範囲にわたるため、将来を予見するための拠り所すらない
あとがき
まえがき及びリスト項目の文章部分は、入山 章栄『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社、2015年)より。見出しは参考文献(1)からの引用です。ちなみに原文は参考文献(2)で公開されています。(2)の挿絵がとてもわかりやすい。
- タイトル: ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学
- 著者: 入山 章栄(著)
- 出版社: 日経BP
- 出版日: 2015-11-20
この本からの他のリスト
参考文献
(1) “新訳 四段階に分けて適切な戦略と行動を選択する 不確実性時代の戦略思考 (Feature Articles 不確実性に克つ 「科学的」 思考).” Diamond ハーバード・ビジネス・レビュー 34.7 (2009): 64-81.
(2) “Strategy under uncertainty” (McKinsey & Company)