栄枯盛衰の四過程


まえがき

『これは東洋の方も西洋の方もまず一致したことでありますが、家にしても、学問、芸術のようなものにしても、あるいは国政にしても、どうして興り、どうして傾き、どうして滅びるかという過躍を観察しますと、大体四段階に分けられます。』

リスト

  • 【創業垂統】 何もないところから始めて、後継者が永く継承していけるように作り上げる。
  • 【継体守文】 先代が残した組織体を継承し、制度などを守っていく。保業守成とも。
  • 【因循姑息】 先例しきたりに倣って、無事第一主義、事なかれ主義、まあまあ主義になる。
  • 【衰乱滅亡】 マンネリズムに陥って無力になり、それに対する反動あるいは自家崩壊が生まれる。

あとがき

まえがきを含めて、安岡 正篤 『新装版 運命を開く (安岡正篤人間学講話)』(プレジデント社、2015年)より。

タグ

Posted on

in