「集めて、束ねて、固める」を意識すれば、リスト型コンテンツを作りやすくなります。しかしそれでもブログにリスト型コンテンツを書いていくのは大変なので、比較的簡単な方法を考えてみました。
人気が高いが、作るのは難しいリスト型コンテンツ
気になったブログエントリー(記事)を記録しておくために、ソーシャルブックマークサイトをお使いの方も多いと思います。ソーシャルブックマークサイトとは、お気に入りページを共有するWebサイト。トップページには、多くの人からブックマークされた人気のエントリーが並んでいます。いま、本を伏せて、そのトップページを見てみたとすれば、トップ10のうち1つか2つは「〜に便利な20のサービス一覧」「〜するための5つのコツ」といった記事でしょう。以降、この種の記事を「リスト型コンテンツ」と呼びます。
かくも人気のあるリスト型コンテンツですが、作るのはなかなか大変です。列挙型リスト(「〜に便利な20のサービス一覧」)は情報収集が大変。要約型リスト(「〜するための5つのコツ」)はリスト化の作業(収集→要約→凝縮)が大変。たまには袖をまくって挑戦してみるのもよいですが、毎日はつらいですよね。
そこで、リスト化の力を活かして、日々の生活からリスト型コンテンツをひねり出す方法を考えてみます。
学びのリスト化でオリジナリティを強制発想
常に自分だけのもの、それは自分の「経験」です!とはいえ、経験そのものは、誰しもだいたい似通ったようなもの。そこで、その経験をどう「感じた」か、そこから何を「学んだ」か、と2回ひねりを加えてみましょう。
こんなやり方でブログを書いてみるということです。
「学び」をベースにリスト型コンテンツを書くステップ
- 今日のできごと(経験)と、そのとき感じたこと(感想)を列挙する
- それらからの発見・教訓・決意などを書きとめる(学び)
- 学びの部分を見出しとしてブログを書く
「経験」「感想」「学び」それぞれで書くべきことを整理しておきます。
書くこと | 述語 | 例 | |
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経験 | 自分が見聞きしたこと | 事実 | 「こんなことがあった」 |
感想 | その事実に対する感想 | 感情・思考 | 「こう感じた」 |
学び | その事実と感想から得た、発見や教訓 | 思考・行動・決意 | 「これからこうしようと思う」 「こんなことを考えた」 |
読みものらしく構成するポイントは、3ステップめの「学びの部分を見出しとしてブログを書く」にあります。事例で研究してみましょう。
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「ある日の夕食」
今日は5歳の息子にひどい叱り方をしてしまいました。
息子が突然夕食にハンバーグが食べたいと言って聞かないので、嫁さんがわざわざ食材を買い足しに行ってハンバーグを作ってあげたのですが、なんと食べている途中で「美味しくない」といってフォークを置いてしまったのです。思わずカッとなって、
「作ってくれたお母さんの気持ちにもなってみろ!」とか
「もう二度と言うこと聞いてやらないからな!」とか、矢継ぎ早にどなってしまいました。
息子は目に涙をためて「ゴメンナサイ」。
「もう食べなくていい!」
といって息子の皿を取り上げてはじめて気が付きました。ハンバーグが生焼けだったことを…。
そこで謝ればいいものを、またもや思わず
「じゃあ『美味しくない』じゃなくて『生だ』って言え!」
と、言ってしまいました。さすがに自己嫌悪…。反省のためにこのエントリを書いていますが、書き終えたらもう寝よう。
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これはこれで面白い記事ですね。ただ、面白さが「経験」に依存しているので、面白いことがなかった日はブログを書けなくなってしまいます。
ここに「学び」の要素を加え、見出しに持ってきてみましょう。
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「5歳児の叱り方3つの原則」
今日は5歳の息子にひどい叱り方をしてしまいました。
息子が突然夕食にハンバーグが食べたいと言って聞かないので、嫁さんがわざわざ食材を買い足しに行ってハンバーグを作ってあげたのですが、なんと食べている途中で「美味しくない」といってフォークを置いてしまったのです。思わずカッとなって、
「作ってくれたお母さんの気持ちにもなってみろ!」とか
「もう二度と言うこと聞いてやらないからな!」とか、矢継ぎ早にどなってしまいました。その後息子が無実だったことが分かり、いたく反省。反省のために、まずかった点を振り返ってみたいと思います。
怒る前に話を聞く
「もう食べなくていい!」
といって息子の皿を取り上げてはじめて気が付きました。ハンバーグが生焼けだったことを…。怒る前に「いつも好きなママのハンバーグがどうして今日は美味しくないの?」と聞けばよかった。圧迫しない
怒鳴った後、息子がどう反応したかというと、目に涙をためて「ゴメンナサイ」と言ったのです。そりゃ、大人が大声で怒鳴ったら恐いですよね。生焼けなのにそれを言う暇も与えられず、「ゴメンナサイ」と言わざるを得なかった息子よ。すまんかった。詫びるべきは詫びる
生焼けだったことが分かった時点で謝ればいいものを、そこでも
「じゃあ『美味しくない』じゃなくて『生だ』って言え!」
と、言ってしまいました。さすがに自己嫌悪…。自分の過ちはすぐに認めよう。—-
いかがでしょうか。経験→感想→学びと引き出して、リスト化する。このステップは、実は読書メモづくりと同じです。
読書メモは読書という「経験」がスタートになります。学びブログは生活という「経験」がスタートになります。違いはその経験の種類だけで、何を感じたかという感情を「感想」として書きとめ、「学び」を論理的にまとめていきます。