9つの基本的なリサーチ技法


まえがき

『リサーチとは、単なる情報収集のことではありません。ビジネスの意思決定を後押しするインサイト(=洞察)を抽出する行為です。補足すれば、「物事を観察して、その本質や奥底にあるものを見抜くこと」です。』

リスト

  1. Web検索: インターネット検索エンジンを使った情報収集
  2. 文献検索: 刊行されている基本書・専門書等からの情報収集
  3. 記事検索: 新聞や雑誌など定期的に発行されている媒体からの情報収集
  4. 公的調査・統計: 行政や研究機関が発表している大規模定量データを使った情報収集
  5. 民間調査レポート: 調査会社が発行している、調査対象テーマに関してまとめられた報告書からの情報収集
  6. アンケート調査: 広く消費者や参加者に問いかけ、傾向やクラスターを定量的に把握する情報収集
  7. ソーシャルリスニング: 消費者が大量に、何気なく、自発的に発信している情報の収集
  8. フィールド調査: 現地に足を運んで実際の場面を観察・体験することによる情報収集
  9. インタビュー: 有識者や消費者に直接問いかけることによる深い情報収集

あとがき

まえがきを含めて、宮尾 大志、アクセンチュア製造流通本部一般消費財業界グループ『外資系コンサルのリサーチ技法: 事象を観察し本質を見抜くスキル』 (東洋経済新報社、2015年)より。

1~5が「さがす系」、6~9が「つくる系」。

1~3が「常識やトレンドを素早くつかむ」、
4~6が「体系化された全体像をつかむ」、
7~9が「個別に深い情報をつかむ」。

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