まえがき
『「無害な逸脱理論」によれば、ユーモアは次の3条件が満たされたときにのみ発生する。』
リスト
- 普通から逸脱したことが起こる。状況をかき乱すもの、予想から外れているもの、予想とは正反対のものがある。
- その状況自体は無害である。
- 1と2の認識が同時に起こる。
あとがき
まえがきを含めて、ローラ・ファン『ハーバードの 人の心をつかむ力』 (ダイヤモンド社、2021年)より。この部分の引用文献として挙げられていたのが参考文献 (1)(2) でした。Benign(無害な) violation(逸脱) theory(理論)とはわかりやすい。
- タイトル: ハーバードの 人の心をつかむ力
- 著者: ローラ・ファン(著)、栗木さつき(翻訳)
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2021-12-15
この本からの他のリスト
- タイトル: Encyclopedia of Humor Studies
- 著者: Salvatore Attardo
- 出版社: SAGE Publications, Inc
- 出版日: 2014-05-01
参考文献
(1) McGraw, A. Peter, and Caleb Warren. “Benign violation theory.” Encyclopedia of humor studies 1 (2014): 75-7.
(2) Warren, Caleb, and A. Peter McGraw. “Opinion: What makes things humorous.” Proceedings of the National Academy of Sciences 112.23 (2015): 7105-7106.