まえがき
『目次は、単に本文の章名を抜き出せばいいというものではない。僕がいつも配慮するのはつぎのようなことだ。』
リスト
- 目次自体が、ひとつの完成した読み物になるよう構成する。
- 読む人の好奇心を呼び覚ますような謎を提示する。
- 読み手が道に迷わないように、わかりやすく案内する。
あとがき
まえがきを含めて和田 文夫、大西美穂『たのしい編集 本づくりの基礎技術─編集、DTP、校正、装幀』より。本にはよくできた目次の例もいくつか載っています。
第2、第3項目が面白いですね。「謎」を提示しつつ「迷わないように」。そういえば謎という時は言(ごんべん)に迷うと書きます。「読む人」と「読み手」の違いも何かの謎かけなのか。
- タイトル: たのしい編集 本づくりの基礎技術─編集、DTP、校正、装幀
- 著者: 和田文夫(著)、大西美穂(著)
- 出版社: ガイア・オペレーションズ
- 出版日: 2014-01-14