まえがき
『カウンターエリートは、戦後から現在まで続いている「リベラルな秩序」の叛逆者として登場した。「リベラルな秩序」とは、わたしたちが暮らす社会を支える民主主義や資本主義を前提とする広範な社会契約であり、様々な知や制度への信頼だ(たとえばマスコミや官僚、大学への信頼など)。』
リスト
- 学歴や社会的地位、富の保有のみで定義されない。
- 現行システムへの問題意識を共有している。特に政府や官僚機構、メディア、学術界などを「既得権益化したエリート」とみなし、攻撃する。
- 右派あるいは保守思想と親和性が高いこともあるが、リベラル・保守といった政治的イデオロギーと無関係なことも多い。
あとがき
まえがきを含めて、石田 健『カウンターエリート』 (文藝春秋、2025年)より。リストは本文で『カウンターエリートの定義は以下の三点に集約される。』として記されていた箇条書きの引用です。
秩序への叛逆者、という定義は端的ですね。アメリカで先鋭化しているこの動きがなぜ起きたのか、そしてどうなりそうか、わかりやすく解説してくれる本でした。
著者 : 石田 健
出版社 : 文藝春秋
出版日 : 2025-04-18
