美しい箇条書き
58人の少年を20年間にわたって追跡した研究から導かれた6つの段階とは。
倫理的であるとは「何について」「どうする」ことなのか。「正義/人間性」についての「基本的な/完全をめざした」行動のリスト。
『この荒木・松尾(1992)による発達段階は道徳性との関連に加え、視点取得能力が道徳性の先行要因であることを裏付けるものとして、十分な妥当性を有している。』
『道徳の基礎となる感情に具体的にどういうものがあり、互いにどう関係し合っているかということについては、研究者によって意見が分かれている。(略)ジョナサン・ハイト(略)は、この感情を五つに分類している。』
『ハイトはシュウェーダーの三分法をもとに、そのうちの二つの倫理をさらに二分して全部で五種類とし、それらを「道徳基盤」と称した。』
「日常的な行動の場合、人々の道徳的義務の感覚は、三つの根源に由来する傾向にある」
ローマ教皇庁(the Vatican)が2008年3月に発表。
『(略)善は本性に含まれ、内面的な成熟の出発点にある。本性は成熟することによって、無制約者に開かれ、開花に至る。これらのことを、孟子は、次のような段階を設定して、最も体系的に示した(尽心下二五)。』
「現代の倫理学には、三つの主要な流れがある」
『勇気の階梯を上れば上るほど、それは他人に因るものではなくなり、ますます内面的になり、道徳的になるのである。』