ブルシット・ジョブの主要五類型


まえがき

『ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている。』

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あとがき

まえがきを含めて、デヴィッド・グレーバー 『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店、2020年)より。

まえがきは第1章「ブルシット・ジョブとは何か?」の結論に相当する文章の引用です。リストは第2章「どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか?」からの抜き書き(一部編集)です。

それぞれの類型を象徴する職業が添えられればよかったのですが、少々面倒だったので端折ってしまいました。

すこしわかりづらい「脅し屋」について例を挙げると、企業の顧問弁護士、ロビイスト、広報専門家、テレマーケターなど。これらは誰かを脅したり操ったりするためにつくり出された仕事で、あたかも他国が軍隊を擁しているからという理由で国家が軍隊を必要とするのに似ていると説明されています。

タイトルブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論

著者: デヴィッド・グレーバー(著)、酒井 隆史(翻訳)、芳賀 達彦(翻訳)、森田 和樹(翻訳)

出版社: 岩波書店

出版日: 2020-07-30

タグ

仕事 クソ仕事 ブルシット・ジョブ

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